今回のマイナーチェンジでは、グレードごとに変更点が盛り込まれています。エントリーグレードの「ラレード」は、18インチアルミホイールのデザインをよりスタイリッシュに変更。リヤバックアップカメラが標準設定され、新たにアイドリングストップが搭載されています。
ほかにも、ドアミラーにオート格納機能が追加され、ニーズに合わせてシングルCDプレーヤーを廃止。また、「ペンタスター」と呼ばれるV6エンジン(3.6L)の改良により、燃費も改善しながら、価格はこれまでの据置きとなる4,946,400円です。
中間グレードの「リミテッド」も、ドアミラーにオート格納機能の追加し、シングルCDプレーヤーを廃止。注目は安全装備の充実化で、「アドバンストブレーキアシスト」、「アダプティブクルーズコントロール(ストップ&スタート機能付)」、「前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)」、「LaneSense車線逸脱警報プラス」、「ParkSense縦列/並列パークアシストブラインドスポットモニター/リヤクロスパスディテクション」が搭載されています。
価格は安全面の強化を図りながらも従来から約3万円高に抑えられた5,994,000円。
最上級の「サミット」は、エンジンを従来の5.7Lから3.6Lにダウンサイジングするとともに「クォドラドライブⅡ 4×4 システム」を廃止。トランスミッションは、全車8ATが組み合わされています。
さらに他グレードと同様に、ドアミラーにオート格納機能が追加され、シングルCDプレーヤーを廃止。「LaneSense車線逸脱警報プラス」と「ParkSense縦列/並列パークアシスト」も装備されています。
外観では、20インチアルミホイールの意匠をよりスタイリッシュなデザインに変更。インテリアでは、上質な雰囲気のホワイトのラグーナレザーをはじめ、インパネやセンターコンソール、ドアパネル部分にレザーを使用した「ラグーナレザーパッケージ」がオプションとして新設定されています。価格は従来よりも約70万円値下げとなる6,642,000円、「ラグーナレザーパッケージ」装着車は7,074,000円です。
(塚田勝弘)