とにかく燃費にこだわる軽自動車選び! 燃費性能が高い6車種【2017年版】

■ダイハツ ミライース 35.2km/L

高い環境性能と低価格を実現した第3のエコカーとして、2011年3月に登場したミライース。エコ(エコロジー&エコノミー)&スマートをコンセプトに、e:Sテクノロジー(エネルギーセービングテクノロジー)を採用し、ガソリン車でトップクラスの燃費性能を実現しています。

ボディの軽量化をはじめ、エネルギーロスを徹底的に低減したエンジンとミッションの採用。そしてエネルギー回生システムの搭載により、JC08モード燃費は2WD車の全グレードで35.2km/Lを実現しています。

さらに、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能を含んだスマートアシストを設定したグレードを用意して、高い安全性能を誇ります。ミライースの車両価格は76万6286円~131万6572円です。ミライースはトヨタ ピクシスエポックおよびスバル プレオプラスとしてOEM供給されています。

■スズキ ワゴンR 33.4km/L

ワゴンRは1993年に登場し、ハイトワゴンという新しい軽自動車のトレンドを作ったモデルです。現行モデルは2017年2月に登場したばかりで、マイルドハイブリッドという機構を採用し、3タイプのエクステリアデザインを用意しています。

ワゴンRは発進時にモーターのみで走行できるハイブリッドシステムを搭載し、軽量化と高剛性を両立した新プラットフォーム「ハーテクト」を採用。JC08モード燃費は軽ハイトワゴントップの33.4km/Lを実現しています。該当グレードはハイブリッドFX、ハイブリッドFZ、スティングレーハイブリッドXの2WD車です。

安全装備では単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで前方の歩行者やクルマを検知して、被害を軽減するデュアルセンサーブレーキサポートをはじめ、周囲の状況にあわせて、自動でヘッドライトのハイとローを切り替えるハイビームアシスト機能、さらに軽自動車ではじめてヘッドアップディスプレイを採用しています。スズキワゴンRの車両価格は107万8920円~194万1840円です。

■スズキハスラー・スズキスペーシア  32.0km/L

スズキワゴンRをベースにSUVテイストを採り入れたスズキハスラー。そして広い室内空間が魅力のスーパーハイトワゴン、スズキスペーシアがJC08モード燃費32.0km/Lを実現しています。

両モデルともにSエネチャージと呼ばれる、ISG(モーター機能付き発電機)と専用のリチウムイオンバッテリーを搭載し、燃料を多く必要とする加速時にモーターでエンジンをアシストすることで、燃費性能を向上させています。

該当するグレードはハスラーがG、XのCVTの2WD車。スペーシアはG、Xの2WD車です。車両価格は、ハスラーが107万8920円~186万6240円。スペーシアが127万4400円~205万7400円です。そしてハスラーはマツダ フレアクロスオーバー、スペーシアはマツダ フレアワゴンとしてOEM供給されています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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