カタログ値で60km以上(現行モデルは26.4km)のEV走行が可能で、エンジンを使わずにモーターのみで走行出来るというのが謳い文句ですが、最も驚かされるのが発進時や巡航状態からの加速性能が予想を上回っていること。
アクセルを踏んだ瞬間から高トルクが発生するモーター車特有の加速感は実に痛快で、アクセルの踏み込み量に合わせてリニアにクルマが反応します。
ガソリン車やHVに乗り慣れた人でも、長く力強く続く加速感に驚かされるのではないでしょうか。 実際、それだけの実力を有しています。
特に「EVモード」では、アクセルを全開にした際もエンジンがかかることが無く、ジェネレーター(発電機)を活用した「デュアルモータードライブ」システムにより、トルクフルで胸のすく加速感が得られます。
サーキット走行における高速コーナリングや、パイロン・スラロームにおいても、車両姿勢が安定しており、「TNGA」開発で造り込まれたプラットフォームの素性の良さをうかがわせます。
いよいよ2月15日に発売される「新型プリウスPHV」。
読者の皆さんもきっと「EVモード」での力強い加速感に驚かれると思います。目前に迫った同車の発表試乗会が待たれます。
(Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)
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