「おもてなしの心」をテーマにした次世代タクシーをトヨタが17年度に発売へ

国土交通省が2020年の東京五輪開催に向け、誰もが利用しやすい設計の次世代タクシーの普及を促すため、「ユニバーサルデザインタクシー」として認定するなどの施策をすすめています。

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そうしたなか、同省で次世代タクシーの試乗会が開催されました。

試乗車は、トヨタ自動車(以下トヨタ)が今年度内の発売を目指しているもので、車高を下げることで高齢者にも乗り降りしやすい設計になっており、自動ブレーキなどの安全機能も装備されています。

エクステリアデザインは東京モーターショー2013に出展されたコンセプトモデル「JPN TAXI Concept」をベースにしており、一目でタクシーとわかる独創的で親しみやすい造形を採用。

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ボディサイズは全長4400×全幅1695×全高1740mmと、同社の現行タクシー車「コンフォート」に比べ、全長が190mm短く、全高が215mm高くなっています。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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