今年で35回目を迎えた東京オートサロン。日産ブースのトークショーに登場した田村宏志さんは、第1回のエキサイティングカーショーから無遅刻、無欠席を続けているほどカスタマイズカーを愛している方です。
田村宏志さんといえば、R35GT-Rとニスモのチーフプロダクトスペシャリスト(CPS)を兼任し、商品企画を行っています。連日開催されたトークショーでは、田村CPSがニスモのロードカーそしてR35GT-Rについて話してくれました。
まずその第1弾として、ノートE-Powerニスモについての話を紹介します。
今回の日産ブースで注目を集めたのが、2016年11月に登場したノートE-Powerです。通常は各車1台ずつしか展示しないのですが、ノートE-Powerニスモは白と赤の2台を展示しており、田村CPSの言葉からはその意気込みの高さが伺えます。
ニスモといえば白いボディカラーというイメージが強いですが、フェアレディZとGT-Rは赤のボディカラーを選べました。徐々にほかのニスモのロードカーでも赤を望む声が多くなり、鮮やかな赤なら街中でもパッと目立つし、もっとニスモの認知度が広がられるのではないかということで、今回ノートに設定したそうです。
電気自動車(EV)とニスモの関係性に疑問を唱える人もいるそうですが、クルマを操る歓びである、コーナリングや旅行中の道中を楽しむという意味でも、ニスモというキャラは大事なのだと話します。