そこで、ノートE-Powerニスモは新しいパワーユニットを活かして走る楽しさを味わえるように、まずエアロダイナミクスにこだわりました。バンパーからはじまり、細部に渡って空力の計算に基づいて作られ、風洞実験を行った形状になっているのです。
そして同時にサスペンションを変更していますが、ショックやバネ以上にノートE-Powerニスモはボディの骨組みにこだわったとのこと。つまり車体をきちっと構築し直して、それにあったタイヤとサスペンションを装着するという発想で、ハンドリングの味付けをまとめたそうです。
それを日産のエンジニア、特にオーテックジャパンが取り組んでいるそうです。すなわちニスモだけでなく、オーテックジャパンといういわゆる日産グループの英知を結集しているのがノートE-Powerニスモ。だからこそ日産のコア技術が結集したクルマなのだと胸を張って言えると話してくれました。
(萩原文博)