【東京オートサロン2017】写真じゃ分からない!KUHLの立体塗装は絶対に自分の目で見るべき芸術品

東京オートサロン2017のプレスデーの開場と同時に会場入りし、西館ホール1からクルマをチェックしていた僕の目に飛び込んできたのが、なんともインパクトのあるヴェルファイア。その塗装が凄いんです。

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いや正確に言うと、凄いのは塗装というよりも塗装表面。その精巧な仕上げはもはや塗装というよりも芸術といっていい領域でしょう。凹凸のある立体ですからね。

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そんなヴェルファイアの正体はエアロパーツメーカー「KUHL RACING」のデモカー。

以前からGT-Rなどに同様の仕上げを施して東京オートサロンに出展し、高い評価を得ていますが、今回はベース車両をベルファイアにスイッチしたことでボディの面積が増え、その芸術度がひときわ高いステージに上がりましたね。

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この仕上げは特別な塗料に加えて、マスキングによる塗り分け、そして彫刻による仕上げで完成するとのこと。制作に必要な期間は2~3ヵ月。価格は「ちょっと言えないくらい高い」とのことです。

それにしても残念なのは、この手の込んだ芸術作品は写真では凄さと魅力が伝わりにくいこと。なので東京オートサロンに行ったらぜひ自分の目で見て、驚いてくださいね。
西ホール1の「KUHL-RACING」ブースです。

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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