【中古車相場をデータで振り返る2016年・Vol.2】オデッセイをはじめホンダの現行型ミニバンは揃って値落ち!

2016年、国産車ミニバンのジャンルでは、プロパイロットという先進安全技術を搭載した日産セレナと、ミニマムサイズのミニバン・ホンダフリードが登場しました。

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フルモデルチェンジによる影響は先代セレナの中古車相場に大きな影響を与えていて、今回データを取った車種の中では、年始の206万から182万円と、最も大きな24万円という値落ち幅を記録しました。一方のフリードも120万から104万円と16万円と大きく値落ちして、割安感が高まっています。

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新型フリードの登場はライバル車であるトヨタシエンタにも影響を与えているようで、こちらも218万から202万円と先代フリードと同じ16万円値落ちしています。とはいえ、まだ平均価格は200万円台をキープしていますので、人気の高さが伺えます。

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新型セレナが登場した2Lクラスはというと、トヨタヴォクシーが268万から258万円、ホンダステップワゴンが277万から267万円と揃って10万円の値落ち。これからさらにセレナの影響が出る可能性が高いです。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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