イタリアのスーパーカーと聞いて、真っ先に思い浮かべるのは「フェラーリ」でしょう。真っ赤なボディに轟く爆音と、ただそこに佇んでいるだけでも存在感はハンパないクルマです。
現在でも「488GTB」や「カリフォルニアT」「GTC4ルッソ」さらには「F12ベルリネッタ」など、様々なモデルをラインナップしていますが、お値段は軽く2000万円を上回るものばかり。とにかく見た目も走りも価格までも超ド級のブランドです。
では、そんなフェラーリの頂点に輝くモデルとは?
それが、「LaFerrari (ラ・フェラーリ)」です。
最大の特徴はフェラーリ初のハイブリッドを採用している点であります。6262ccもの大排気量を誇るV型12気筒エンジン(800ps/700Nm)に163psを発揮するモーターを組み合わせて、システムは最高で963ps/900Nmを達成。100km/hまでは3秒を切り、15秒で300km/hに到達します。
全世界で限定499台が販売され、1億6000万円という価格にも関わらず、日本では45台が販売されたといいます。