ジャガー・ランドローバーが2020年までに半数を電動化する理由とは?

これは、世界各地で強化されるCO2排出量の規制に対応するものと考えられます。というのも、欧州では2021年にCO2排出量を95g/kmという厳しい数値をクリアできなければ罰金まで課せられるようになります。

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今回ワールドプレミアされた「I-PACE コンセプト」は、スポーツカーのような外観とパフォーマンス、そしてSUVのスペースを兼ね備えた5人乗りのEVで、市販仕様の発表は2017年後半、発売は2018年となる予定。

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目標(推定)航続距離は「NEDC(New European Driving Cycle:新欧州ドライビング・サイクル)」で500km以上、「EPA(Environmental Protection Agency:米国環境保護庁)で」220マイル以上とされています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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