モデル末期でも待望されるボルボXC60 Classicの魅力とは?

モデル末期といってもディーゼルエンジンの追加やフェイスリフトなど、毎年のようにアップデートされているうえに、XC60の安全装備は2014年時点ですでに「IntelliSafe10(インテリセーフ・テン)」と呼ばれるセーフティパッケージも全車標準装備されていますから、商品力は常に維持されています。

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さらに「クラシック」の魅力を高める充実装備を見てみましょう。チルトアップ機構付電動パノラマガラスサンルーフ、本革シート、12セグ地上デジタルTV、フロントシートヒーター、モダンウッド・パネルを標準化。

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写真の「XC60 T5 AWD Classic」は、エンジンを「Drive-E」と呼ばれる2.0L直列4気筒ターボに変更され、245ps/350Nmを発揮。燃費も11%アップとなる12.3km/Lに向上されています。

なお、「クラシック」以外のグレードも2017年モデルに設定されています。最上級の「XC60 T5 AWD R-DESIGN」がそれで、従来モデルから719万円という価格を据え置きながらチルトアップ機構付電動パノラマガラスサンルーフ、レザー・ダッシュボードを追加。また、20インチアルミホイールの「Ixion Ⅳ」も標準装備されています。

先述したようにボルボXC60には、歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・被害フルオートブレーキをはじめ、加速、減速ともに制御が巧みで自然な走行フィールが得られる全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)を含む10種類以上の全方位の先進安全装備が用意されています。

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新エンジンを搭載する629万円のXC60 T5 AWD Classicの軽快かつ力強い走りも魅力的。また、599万円の最廉価クリーンディーゼルエンジンのXC60 D4 Classicは、エコカー減税対象車になっていますからオススメしたいグレードになっています。

(文/塚田勝弘・写真/小林和久)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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