オープニングセレモニーに登場したのは、シェフラージャパン株式会社最高技術責任者アジアパシフィックアンドジャパンのトーマス・スメタナ氏。シェフラーは、テクノロジーパートナーとしてABT SCHAEFFLER FE02のパワートレインを開発しています。
「シェフラーは走る楽しみや、エモーショナルといったような側面だけでなく革新的な高効率のソリューションなども提供しています。フォーミュラEにはその両方の要素がうまく融合されているのであって、純粋な電動駆動のエモーショナルなレースマシンでありつつ高効率でもあります。この東京において、モータースポーツのスリルを皆様に少しでも味わっていただきたい。デモンストレーション走行をぜひお楽しみください。」
ABT SCHAEFFLER FE02をドライブしたのは、ABTシェフラー・アウディスポーツチームのルーカス・ディ・グラッシ選手。
ディ・グラッシ選手はフォーミュラEがスタートした2014年からABTシェフラー・アウディスポーツチームから参戦し、記念すべき第1戦北京GPで見事優勝したのを皮切りに6度表彰台へ。次のセカンドシーズンでも史上初の2戦連続優勝を含めて7度表彰台に上るなど、2季通算13度の表彰台回数は全選手中最多を誇ります。
セカンドシーズンでは、セバスチャン・ブエミ選手(eダムスルノー)と最終戦でファステストラップを獲得したほうがドライバーズチャンピオンを獲得するという激しい争いを繰り広げ、ランキング2位に。サードシーズンの開幕戦香港GPは2位でフィニッシュし自身通算14度目の表彰台を飾りました。現在ランキング2位にたち、初の年間王座獲得へ期待が膨らみます。
「こんにちは、東京! 私の名前はルーカス・ディ・グラッシです。」と日本語で挨拶し、会場を盛り上げたディ・グラッシ選手。
「今回、東京のストリートでフォーミュラEのマシンを運転することができ、嬉しいです。日本、もしくは東京での開催にむけて、これは第一歩ではないかというふうに思います。日本のファンの皆様を代表し、日本のどこかでフォーミュラEを開催することができることを期待しています。もうお待たせするのはやめて、早速マシンを運転しましょう!!」
と早くドライブしてくてたまらない様子。