「SUBARU VIZIV-7 SUV CONCEPT」は、2018年にスバルが北米市場に導入予定としている3列シートSUVの方向性を示すデザインスタディで、ボディサイズなど一部が公表されています。
全長5200×全幅2030×全高1860mm、ホイールベースは2990mm、タイヤサイズは265/55R21というもの。
現在販売されているモデルで見ると、アメリカを代表するキャデラック・エスカレードが全長5195×全幅2065×全高1910mm、ホイールベースは2950mm。新型にスイッチしたアウディQ7が全長5070×全幅1970×全高1735mm、ホイールベースが2995mm。メルセデス・ベンツのGLSが全長5130×全幅1980×全高1850mm、ホイールベースは3075mm。
コンセプトモデルのサイズから想像すると、これらの北米や欧州勢と「SUBARU VIZIV-7 SUV CONCEPT」がガチンコで勝負する…と思いそうですが、そうではないようです。
というのも、発表されたリリースによると、2018年に北米に導入される予定という市販仕様はフルサイズではなく、ミッドサイズとのこと。なので、市販バージョンはもう少し小さくなりそう。とすれば、ミッドサイズということになり、奇しくも1年前のロサンゼルスオートショーで披露されたマツダCX-9、欧州勢ではボルボXC90あたりなど、フルサイズよりもやや小さなSUVなどがライバルとして考えられる、と予想されます。
(塚田勝弘)