【トヨタC-HR試乗】「大人の空間」がテーマの内装。細部に宿るこだわりとは?

ドライバーの操作系はメーターを中心にコクピット風にまとめられていて、運転操作がしやすいように一連のライン上に配置されています。また、ドライバーを囲むような非対称形状とすることで一体感を演出し、操作性向上にも寄与。

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細部では、ステアリングスイッチやメーターの指針、目盛り、ドアトリムオーナメント、天井のくぼみまで「ダイヤモンドモチーフ」を用いることで統一感を抱かせる空間になっています。

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さらに、すっきりした色使い、マテリアルを2種類に絞り込むことで質感の統一感も図るという凝りようで、「形、色、質感」にまとまりを感じさせる一因といえそう。

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ピアノブラック調加飾を広範囲に使ったステアリングは、上質なレザーや滑らかで凹凸感の少ない特別な縫製を採用することで、自然な握り心地と操舵感向上が意図されています。

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シートは、本革(ブラック/パーフォレーション付)、上級ファブリック(ブラック)+本革、ファブリック(ブラック)の3タイプ。インパネの加飾は上級の金属調+ソフト塗装、金属調塗装の2つが用意されます。

(文/塚田勝弘 写真/前田惠介、塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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