2016年夏、マイナーチェンジを受けたばかりのトヨタ86に、特別設定色「ソーラーオレンジ」を採用した特別仕様車「GT Solar Orange Limited」と、ブレンボ社製ブレーキを装備した「Limited・High Performance Package」の2台が設定されました。
スバルBRZにも100台限定の「イエローエディション」が用意(完売)されていましたから、86への設定も待たれていた限定車といえそうです。
「GT Solar Orange Limited」は、来年3月10日の発売予定で、注文受付は2017年1月31日までの期間限定になっています。つまり、発売日にオーダーしても買えません。
ベース車は車名からも分かるように「GT」。冒頭で紹介したように、特別設定色の「ソーラーオレンジ」が最大の特徴です。ブラックを基調とした内装は、シートやステアリングなどにオレンジのステッチを配することで、スポーティムードをさらに向上。
また、本革×アルカンターラのシート表皮を採用し、グランリュクス(セーレン社のスエード調人工皮革)を使ったインパネにするなど、質感向上にも余念がありません。また、前席にはシートヒーターも用意されます。
もう1台の「86 GT Limited・High Performance Package」は、「GT Limited」がベース。
ブレンボ社製ブレーキのほか、専用17インチアルミホイールやZF社製のSACHS(ザックス)アブソーバーを装備することで、走りの質が高められています。
なお、「GT Limited・High Performance Package」のパッケージ装備は、期間限定販売の86特別仕様車「GT Solar Orange Limited」でも装着可能。ブレンボ社製17インチベンチレーテッドディスクブレーキ&専用17インチアルミホイールやSACHSアブソーバーに加えて、リヤスポイラーとフロアアンダーカバーをセットにした「High Performance Package」としてオプションで用意。
価格は、特別仕様車の「GT Solar Orange Limited」の6MTが325万1880円、6ATが331万8840円。「GT Limited・High Performance Package」の6MTが339万4440円、6ATが346万1400円となっています。
(塚田勝弘)