日産ノートに採用の「e-POWER」はトヨタ最初のハイブリッド「バス」と同じ仕組み?

では、これまでシリーズハイブリッドを搭載した国産車はなかったのでしょうか? じつはトヨタが最初に市販したハイブリッドカーが、シリーズハイブリッドと呼ばれるシステムを採用していました。

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そのトヨタ初のハイブリッドカーとは、1997年8月に発売されたマイクロバス「コースターハイブリッドEV」です。マイクロバスの巨体を、1.3リッターという小排気量エンジンで発電、70kWの駆動モーターにより駆動するというものでした。

その後、プロトタイプやコンセプトカーとしての提案はありましたが、実際に市販された国産車となると、日産ノートは、トヨタ・コースターハイブリッドEV以来のシリーズハイブリッド車といえるのではないでしょうか。

(山本晋也)

 

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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