通常の発進や走行時には、エンジンが停止したまま高電圧バッテリーからの電力だけで静かに力強く発進可能。バッテリー残量や車速に応じてエンジンが始動し、エンジン音が気にならない回転数に制御しながら充電を行ないます。
また、急加速や登坂時などには、バッテリーからの電力に加えて、エンジンで発電した電力も直接駆動モーターに供給されるのも特徴。
減速時にはエンジンを停止し、回生発電した電力を高電圧バッテリーに充電し、停車寸前まで回生が行なわれるため減速エネルギーが無駄になりません。
レンジエクステンダー付EVとの違いは、外部電力からの充電が不要な点で、通常のガソリンエンジン車やハイブリッド車と同様に、ガソリンの給油のみで走ります。
また、「e-POWER」にはよりスポーティな走りを実現したという「ノート e-POWER NISMO」も今冬に発表される予定。
ノート・シリーズの価格帯は、139万3200円〜224万4240円。e-POWERの価格帯は177万2280円〜224万4240円です。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)