飛んで跳ねてドリフトして転がって……ラリーゲームの歴史を振り返る【前編】

皆さん、こんにちは!モータースポーツのシーズンもいよいよ終盤に差し迫ってきました。それと同時にレースに参加するチームは既に来年に向けての準備を急ピッチに進めています。シーズンオフから開幕までの間、画面の中で自分が思い描く展開を応援しているチームで再現してみませんか?

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それができるのがレースゲームなのです。今回の記事では、代表する世界的2大モータースポーツカテゴリー「ラリー」、「F1」の歴代ゲームを前編後編に渡って紹介していきます!

それでは、「ラリー」編の前編いきます!

■Lombard RAC Rally (1988年)

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1988年にイギリスで販売された「Lombard RAC Rally」。有名なRACラリー(現:ラリーGB)のゲームで、登場車種はパッケージに描いてあるフォード・シエラコスワースのみ。恐らく最初のラリーゲームだと思われます。コクピット視点のみですが、きちんとドライバーが操作しているアニメーションがあります。またクラッチの表現もあって、エンストもします。

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■Sega Rally Championship(1995年)

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日本ではお馴染み「セガラリー」。1995年の登場です。実は、僕が初めて遊んだラリーゲームだったりします。ゲームを監修していたのは、名ドライバーであるユハ・カンクネンとディディエ・オリオール。その両名の共通点でこのデルタとセリカが選択されたのでしょう(隠しクルマでランチア・ストラトスが出現)。ナビゲーターの声は、名コドライバーのニッキー・グリストが担当しました。

ゲームシステムは、「デザート」、「フォレスト」そして「マウンテン」の3つのステージを最後尾(15番手)からスタートし、制限時間内でクリアするというもの。1位でクリアすると隠しステージ「レイクサイド」が出現します。3つのステージを1位でクリアするのは、意外と難易度が高いです。

また、新宿ジョイポリス(2000年に営業終了)には、アーケード版として実車のデルタとセリカに乗り込んでプレイするスペシャル仕様もありました。僕も父親にせがんでよく連れてってもらいました。

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