ドイツのケルンで現地時間10月4日に開催された「インターモト ─ 国際オートバイ・スクーター専門見本市 2016」にて、新型「CBR1000RR Fireblade SP/SP2」が発表されました。
ライダーであれば一度は聞いたことがあるCBRブランドの1000ccクラスのマシンということで、ホンダは相当力を入れていることが分かりますね。
CBR1000RR Fireblade SPは、これがこれからのホンダのスーパースポーツか!と期待できるような大きな外見の変更がされていますね。
フロントフェイスは、ホンダCBR600RRやヤマハYZF-R25のような形状が目立っています。
サイドカウルの形状も大きく変更され、以前のモデルと比べフレームが大きく露出する形状となっていて、カウル自体の面積も小さくなっているような印象を受けます。
走る場面に応じて出力を変えるシステムや、トルクの制御システムも搭載されました。
そして何より目を見張るのはサスペンション!リアルタイムで最適な調整を行ってくれるものを採用しています。
CBR1000RR Fireblade SP2はSPをベースとしたサーキットマシンという位置付けをされており、エンジン内部を新設計のものに変更、ホイールも最高級のものを採用しています。
外見は、カウルのカラーリングとホイールの形状、そしてホイールのリムステッカーなどに違いが見られますね。
SPでも十分すぎるレースマシンのように思えますが、SP2はさらに力を入れスポーツ性能を上げたマシンとなっているようです。
また、サーキット走行に適した性能を引き出す「レーシング・キット」の発売も予定されています。
カウルや装備等は大きく変更されていますが、公開された画像を見る限り、フレームやエンジンの形状には大きな変更は加えられていないようです。ただし、諸元は発表されていませんので、実車が公開されるまでは詳細は不明です。
ただ、現行型にモデルチェンジされたのが2008年ということを考えれば、フルモデルチェンジではないかと筆者は考えています。
CBR900RRから続く「操る楽しみ」のコンセプトを継承したホンダのスーパースポーツマシンはどのような乗り味でどのように変わったのか楽しみですね。
多くのライダーの期待に応えてくれるマシンであることを願っています!
(ライター:駒月 麻顕/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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