メルセデス・ベンツなどドイツ3強がEV投入を加速!【パリモーターショー16】

10月16日に会期を終えたパリモーターショー16。今回のショーでは、メルセデス・ベンツやフォルクスワーゲンが出展した次世代のEVが注目を集めました。

メルセデス・ベンツは新たに電動パワートレイン車に特化した「EQ」ブランド初となるコンセプトカー「ジェネレーション EQ」を初公開。

Mercedes_Benz_EQ

ディーター・ツェッチェCEOによれば、「EQ」は「エレクトリック・インテリジェンス」を意味しているそうで、知能を持たせた電動車両シリーズとしています。

スポーティなエクステリアデザインを纏ったボディに408ps/71.4kgmを発生する強力な電動モーターを前後に搭載しており、子会社である独アキュモーティブ製70kWhの大容量リチウムイオンバッテリーとの組み合わせにより、0-100km/h加速は5秒以下、最大航続距離は500kmとなっています。

Mercedes_Benz_EQ

2019年に同タイプのディーゼル車並みの価格で市販予定で、2025年までに「EQ」シリーズ(SUV、サルーン、クーペ、カブリオレ等)を10車種投入、販売台数の15-25%をEV化する計画といいます。

同社はこれまで、2017年までにPHVを10車種投入するとしていましたが、バッテリー性能の急速な向上が見込まれることから、EVへのシフトを明らかにした形。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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