ほう。SUVもなかなかやるな!
クルマと飛行機の勝負というのは、当サイトでもときどき紹介する企画です。
まぁ、ごくシンプルなものをのぞけば、結局は設定次第なんですよね。
まず、勝負する相手である飛行機のことは知らない読者のかたも多いと思うので、相手がどれくらいの実力者なのか、ピンと来ないわけです。ちなみに今回登場した飛行機は、SILENCE SA1100 TWISTERという機種だそうです。
あとは、勝負するコースの設定です。やっぱり直線だったら飛行機のほうが有利でしょう。コーナーが細かければクルマのほうが有利でしょう。
だから結果はけっきょく企画の設定しだいなので、「どっちがスゴい」と断定できるものにはならないわけです。
ただ、今回の勝負にはストーリーがあるんですね。
グランドチェロキーSRTが積んでいるのは、6.4L V8の、HEMIと呼ばれる高性能エンジンです。
このHEMI、歴史をさかのぼっていくと最初はP-47サンダーボルトという戦闘機のために開発されたものなのだそうです。だからHEMIエンジンが飛行機と対決するというのは、原点にかえるみたいなところがあるんでしょう。
これはJeep UKの動画で、勝負の場所はブライトンパーク・ドライビングセンター。全長1.8マイルのコースです。
グランドチェロキーSRTはコースに従って走り、飛行機のほうは、コースの要所要所に置かれた高さ7mのパイロンを回るというルールで勝負が行われたようです。
しかし、このコース設定が絶妙! なかなか白熱したバトルが繰り広げられるのです。その模様は次のページの動画でどうぞ。