メルセデス・ベンツGLSは、今回のフェイスリフトで2本のルーバーと大型化されたエアインテークなどによりAMGフェイスになっているほか、写真の「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」には、現在のメルセデス・ベンツで最大径となる22インチタイヤを装着。
インテリアは、車名からも分かるように「SUVのSクラス」を名乗るだけあって質感の高さを抱かせます。
ただし、センターのディスプレイは後付け感があり、インパネのスイッチ類が数多く配置されているなど、ひと世代前の設計。にもかかわらず「COMANDシステム」は最新バージョンになっているなど、ややチグハグな印象を受けます。
3列どの席に座ってもゆったりと座れるシートサイズ、そしてゆとりある頭上、足元スペースが確保されているのは、全長5130×全幅1935×全高1850mmという巨体からすると当然かもしれません。
「GLS 550 4MATIC Sports」と「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」は左ハンドルで、主力グレードのGLS350d系が右ハンドルとなっています。価格帯は「GLS 350 d」の1070万円から「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」の1900万円です。
(文/写真 塚田勝弘)