「タフでよく走る」トヨタ・プロボックス/サクシードが一部改良で得た新たな強みとは?

トヨタによると、2016年8月現在においてコマーシャルバン(4ナンバーを付けた2BOXタイプの商用車。除く軽自動車)として初搭載となる衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームをセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」の組み合わせとなっています。

同パッケージは、レーザーレーダーと単眼カメラの組み合わせで高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能としているのが特徴。

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ほかにも、シフト操作時における急発進を抑制し、衝突時の被害軽減に寄与する「ドライブスタートコントロール」や、先行車を検知し、信号待ちなどで先行車が発進したことに気づかず停止し続けた際に、ブザーとディスプレイ表示でドライバーに知らせる先行車発進告知機能も標準で用意されています。

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また、1.5Lの2WD車にアイドリングストップ機能(Stop & Start System)を標準装備することで19.6km/L のJC08モード走行燃費を実現し、「平成27年度燃費基準+20%」を達成。「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」の認定とあわせ、「エコカー減税」の減税率も拡大されています。

ほかにも、コンライト(オートライト)やイルミネーテッドエントリーシステムを全車標準装備することで使い勝手を向上。

20160830_02_04_s価格帯は、1.3Lと1.5Lガソリンを設定するプロボックスが138万240円〜186万840円、1.5Lガソリンのみのサクシードが155万6280円〜186万840円。両車ともにトランスミッションはCVTのみで、駆動方式は2WD、4WDの両方とも用意されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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