日産が新型セレナで実現した自動運転「レベル2」って何?

基本的にドライバーが運転操作に関わる必要が無くなる訳ですが、システムに異常が発生した場合など、緊急時に操作する義務は残るため、ドライバーの責任が無くなるわけでは無さそうです。

いずれにしても、実用化のハードルがいっそう高くなるのは間違いありません。

日産は今後、2018年に自律走行の適用範囲を高速道路の複数車線に、さらに2020年には一般道路に広げるとしており、ドライバーの介入無しで市街地での交差点・信号停止・自動合流・自動分岐・インターチェンジ走行を可能にするそうです。

国内メーカーでは同技術において一日の長がある日産の今後の展開が注目されます。

Avanti Yasunori・画像:日産自動車)

【関連記事】

新型Eクラス「ドライブパイロット」は車線無しでもステアリング・アシスト可能!
https://clicccar.com/2016/08/25/394859/

米・フォードCEOが2021年「完全自動運転」実現を宣言!
https://clicccar.com/2016/08/19/393375/

トヨタ自動車がミシガン大学との「AI」研究に2,200万ドルを投資
https://clicccar.com/2016/08/15/392778/

新型・セレナは「プロパイロット」搭載でドライブがココまで変わる!
https://clicccar.com/2016/08/14/392611/

国家戦略特区プロジェクト「自動運転タクシー」実証開始!
https://clicccar.com/2016/03/14/358394/

【関連リンク】

日産セレナ
http://www.nissan.co.jp/SERENA/

総務省
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/iinkai/jidousoukou_5/5_jidousoukou_siryou_4.pdf

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる