新型メルセデス・ベンツ Eクラスの「ドライブパイロット」は車線が無くてもステアリング・アシスト可能!

また、高速道路走行中にドライバーがウインカーを2秒以上点滅させると、車両周囲を監視しているセンサーが他の車両等との衝突の危険が無いことを確認し、安全が確認された場合に自動で車線変更してくれます(約80km/h以上で作動)。

Mercedes-Benz_E-Class

さらに緊急回避機能として、車道横断中の歩行者等との衝突の可能性を検知すると、システムが正確なステアリングトルクを計算してドライバーのステアリング操作をアシスト、回避後の車線復帰も同様にサポートします(約20~70km/hで作動)。

Mercedes-Benz_E-Class

このように、新型Eクラスに搭載された「ドライブパイロット」は、より積極的にドライバーをサポートすることにより、従来にも増して運転時の疲労軽減と安全確保に寄与するシステムとなっています。

テスラやGoogleの自動運転車が話題になるなか、メルセデス・ベンツは今後の完全自律走行に向け、一歩づつ着実な進化を遂げているようです。

Avanti Yasunori・画像:Mercedes-Benz)

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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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