■生粋の「レーシング・アニマル」
ハンガリーGP号の一番の見所といっても過言ではない、ベッテル選手の特集! なぜベッテル選手が表紙なのか納得できます。
ベッテル選手のロングインタビューはもちろん、フェラーリチームスタッフやパフォーマンストレーナー、アライヘルメットサービスマンさらにはレッドブル時代、共に戦ってきたクリスチャン・ホーナー氏から見たベッテル選手についても書かれています。
フェラーリにとってベッテル選手は「改良された新型ミハエルシューマッハー」ではないか。フェラーリのチーム代表、マウリツィオ・アリバベーネ氏は二人についてこう話してます。
「当時、私はまだフィリップ・モリスの社員だったが、フェラーリを担当していたのでミハエルのことはよく知っている。そして正直な話、セブを見ていると、ミハエルによく似ていることに、いまでも驚かされる。」
しかし、二人には明らかな違いもあるんだとか。
シューマッハもいまから20年ほど前にイタリア語のレッスンを受け始めたが、彼はいつの間にか興味を失ってしまった。ところが、ベッテルは最初の2週間でシューマッハーが熱心に学んでいた頃よりもずっと流暢にイタリア語を話せるようになり、その後も勉強を続けているのだ。
国際映像で書いている姿を映されることもある、有名な「ベッテル選手の黒表紙のノート」についても書かれています。
亡き偉大なグラハム・ヒルと同じように、ベッテルはいつも一冊の黒表紙のノートを持ち歩き、マシンのセットアップの詳細などこと細かに書き記している。そうして、自分自身のデータバンクを構築しているのだ。
また、このノートについてアリバベーネ氏は微笑みながら
「もちろん、チームのなかでセブの黒表紙のノートを知らない者はいない。彼が熱心に何か書き込んでいるところを、皆見ているからね。ミーティングの時には、時々あのノートをめくりながらマシンの印象を伝えてくれる。あれこそが、彼の仕事への姿勢を端的に物語っていると思わないか? セブは信じられないほど正確で、几帳面な仕事をする若者だ。」
と語っています。
■伝説のF1王者ヘルメットコレクション
4号連続特別付録ペーパークラフト第3弾は、フェルナンド・アロンソ選手とルイス・ハミルトン選手です! 共にチャンピオンを獲得した年のヘルメットで、ハミルトン選手は2015年仕様ですが、アロンソ選手は2005年仕様。懐かしー!!
ぜひゲットして、作ってみてくださいね。
(yuri)