あらゆるモノがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)時代の到来に伴い、電化製品に加えてクルマもクラウドにつながろうとしています。
トヨタ自動車は2014年8月にクルマとITを融合させたテレマティクスサービス「T-Connect」をスタート。
さらに今年1月にはフォードやその子会社リビオ社と、クルマとスマホアプリをつなぐ「SDL」(スマートデバイスリンク)の展開で提携するなど、「つなぐ」技術の導入に積極的な姿勢を見せています。
そうしたなか、同社は今春ドイツで開催された「ハノーバーメッセ2016」で、工場間ネットワークの新たな自社標準として、ドイツ発の通信規格である 「EtherCAT」(イーサキャット)を採用する方針を明らかにしました。