【2016 F1第9戦オーストリアGP】また起きたチームメイト同士の接触! 二人の関係性は大丈夫?

7月3日(日)2016 F1 第9戦オーストリアGPがレッドブルリンク(全長4,326km、周回数71周)で開催されました。

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スターティング・グリッドでは、予選2番手のニコ・ロズベルグ選手(メルセデス)と4番手のセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)は、ギアボックス交換により5グリット降格ペナルティが科せられ、フロントローにはルイス・ハミルトン選手(メルセデス)とニコ・ヒュルケンベルグ選手(フォース・インディア)、2列目にはジェンソン・バトン選手(マクラーレン・ホンダ)とキミ・ライコネン選手(フェラーリ)といつもと違う顔ぶれが並びました。

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スタートをきったバトン選手は2番手まで浮上しますが、パワーが足りないのか後ろからくるメルセデスやフェラーリ、レッドブルに抜かれてしまいます。今季ベストリザルトの6位で終えたとはいえ、トップチームとのスピード差は歴然。せっかく良いポジションでスタートできたのに、少し残念な結果でした。

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順調に進んでいたレースでしたが、27周目でベッテル選手の右リアタイヤがホームストレートで突然バーストしコントロールを失いクラッシュ。セーフティーカー導入により、各チームのタイヤ戦略が大きく変わっていきます。予選9位のマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)は1ストップに成功、終盤でライコネン選手にかなりのペースで追い上げをうけるも、何とか最後まで抑えきり2位を獲得。チームのホームグランプリとなるオーストリアで、ファンの大歓声につつまれました。

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ポールポジションからトップで順調に周回をかさねていったハミルトン選手。21周目に1回目のピットストップを行うも、左リアのタイヤがうまくはまらずチームメイトのロズベルグ選手に抜かれてしまいました。その後、2回目のピットストップでロズベルグ選手はスーパーソフトを装着。ソフトタイヤを選択したハミルトン選手の追い上げは最終ラップまでもつれこみます。

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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