では、佐々木さんにパッソを運転してもらいましょう。
「外から見ただけではわかりませんでしたが、実際シートに座るとパッソって室内が広いですね。コンパクトカーをレンタカーで借りることがありますが、他車はここまで広くないですよね?」
佐々木さんが驚いたパッソのゆとりある室内空間ですが、前後乗員間距離を新型は75mm拡大。クラストップ(注釈:2016年4月現在。同排気量クラスでの比較。トヨタ自動車(株)調べ。)の前後乗員間距離940mmを実現しています。
しかも全長や全幅は従来のサイズを踏襲。お店があるのは平日でも人が多く、しかも細い道が多い代官山エリアですが、そんな環境でも扱いやすいボディサイズです。
「細い道でも、運転しやすいのは嬉しいですね。あと運転席のシートが身体にフィットする気がします」
そのシートは、骨格とパッド構造にこだわり適切な姿勢を保持できる支持圧を実現しています。
また新型のシートはサイドサポートを追加し、しかもパッドの密度を変えたことでホールド性が向上。旋回時でも体を包んで支えてくれることを可能としました。
このシートの良さは、実際座ってみるとすぐにわかるほどの出来になってます。
さて、代官山、恵比寿エリアでパッソ・モーダを運転した佐々木さんに試乗した感想、そしてそう使いこなすかを聞いてみましょう。
「これまで排気量の大きい輸入車に乗ることが多かったので、正直、走りには期待していませんでしたが運転するとよく走るし、しかも静かなことに驚きました。また、先ほども話しましたがこんなに小さなクルマなのに室内がここまで広いことにはビックリです。今回は長距離を走ってはいませんが乗り心地も良く走りも軽快なので、パッソ・モーダで日本一美しい星空を見ることができる長野県・阿智村に行きたいですね。室内が広いので友だちと楽しくロングドライブしたいし、そんなドライブにピッタリなクルマだと思います」
【tu:lix (トゥーリックス)】http://www.tulix.jp/
(企画・文/テヅカ・ツヨシ 撮影/本田雄士)
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