宇野さんに試乗してもらったのはパッソ・モーダ。フロントグリルやヘッドランプの形状など個性的なデザインを採用したモーダは、新たに用意されたスマートで上品な装いが自慢のグレードです。
「グリーンとブラックのボディカラーは、ヘッドライトやグリルなどで顔に個性を出したこのクルマにはよく似合ってますね」
用意したパッソ・モーダのボディカラーはモーダだけに設定されたブラックマイカメタリック×ダークエメラルドマイカのツートーンカラー。とくにブラックアウトされたピラーと黒いルーフの組み合わせはクルマだけでなく、渋い大人の宇野さんにもよく似合っていました。
パッソを見てもらったので、さっそく宇野さんに試乗してもらいましょう。目的地は宇野さんが若い頃、トヨタ800などでストリートを駆け抜けた横浜本牧エリアです。
「最新のクルマを運転することがないので、ちゃんと運転できるか心配ですよ(笑)」
プッシュ式スタートボタンに戸惑いながら、パッソをスタートさせる宇野さん。本牧エリアの道路はコーナーや坂が多いことが特徴ですがパッソは軽快に走行します。
「このあたりは若い頃、トヨタ800でよく走りました。ただ、このクルマもコンパクトカーなのに良く走りますね。感心します」
宇野さんが感心したパッソのエンジンは最高出力69psの1リッター直3ですが、エンジンやCVTトランスミッションの制御により自動で坂道モードに切り替わり、駆動力を高める機能が装備されています。本牧のような坂が多いエリアでは、とくに効果を発揮する機能といえるでしょう。
実際に運転したパッソの印象、またパッソを手に入れたらどのように使いたいかを聞いてみましょう。
「運転してすぐに感じたのは安心できるクルマだということ。もうクルマを思い切り飛ばすことはないですが、ハンドルを握るとボディや足まわりがしっかりと作られたことがわかりそれが安心して運転出来るクルマだとわかるのです。若い頃、数多くのスポーツカーを手に入れた私ですが、いまクルマを使うのは商品の搬入が主な使用目的です。クルマで温泉などへ行くこともありますが、だいたい運転は一緒に行く友人にまかせてしまいますね。ただ、安心して運転ができ、しかもシートの出来もいいパッソならば、自ら運転したくなりそうです。商売柄、アンティークなクルマに興味を持つことが多いですが、新しいクルマも良いですね(笑)」