5月26、27日に開催された伊勢志摩サミットにおいて、報道陣の情報発信拠点である国際メディアセンターに設置された政府広報展示スペースでは、日本のものづくり技術を世界にPRすべく、国産ジェット旅客機「MRJ」やロボットなどの技術が紹介されました。
そのなかでトヨタ自動車は、世界が抱える課題を解決する技術として、生活支援ロボット「HSR」(Human Support Robot)を展示しました。
このロボットは家庭の中で人と共存し、より豊かな生活を支援するホームロボットとして、様々な家庭での生活支援と生活の質の維持・向上を目的に開発されています。
「小型軽量」、「安全・安心」、「簡単操作」の3つの特徴を備えており、離れたところにある棚から物を取ったり、床に落ちた物を拾い上げたりすることが可能。
また、外部からネットワークを介してロボットをリモートコントロールしたり、ロボットを通じて外出先から家の中の様子を見たり、家の中の子供や高齢者などの様子を見守ることもできるそうです。