マツダMX−5(ロードスター)RFの日本初お披露目に「ファンの前」が選ばれたワケは?

マツダ・ロードスターのハードトップモデルとなる「MAZDA MX-5 RF」(MX-5はロードスターの海外車名)が日本で初公開されました。

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マツダがそのお披露目の場に選んだのは、23年続くロードスターファンの日本最大の集い「軽井沢ミーティング」です。

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通常、新型車の発表は記者・媒体社に向けてのものが一番というのが通例でした。しかし、マツダは一番にお見せするのをファンとすることで、ブランディングやユーザー対応を他社と差別化しているのが見て取れます。

イベント自体はファンが自発的に始めたもので、マツダによるものではありません。マツダは協力する形で、開発者とユーザーがつながりよりよい、求められるクルマを作り出すことができるわけです。

ロードスター開発主査の山本修弘さんも現地でファンからサインを求めらます。

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山本さんによると、この軽井沢で日本初お披露目されることについて「自分も提案しましたが、自然と『ファンの皆さんの前で初めてお見せしよう』ということになりました。ターンテーブルがあるわけでないし、豪華なしつらえもできませんが、ロードスターはファンがあってのクルマなので、こういう場所でお見せしたかったんです」。

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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