このところ「フォード・フィエスタ」に試乗しています。ボディカラーは鮮やかなブルーの「ブルーキャンディ」。
そしてフロントデザインはアストンマーティン似のイケメン。
エンジンは「エンジン・オブ・ザ・イヤー」を3年連続受賞している1.0の「エコブーストエンジン」で、軽やかで元気で楽しいドライブを提供してくれます。
輸入車はどちらかといえばハンドルやアクセル系が重めのものが多い中、そのあたりの感覚はどちらかといえば日本車風。
国産車からの乗り換えでも違和感無く運転できます。
私が試乗している「フィエスタ」は、今年1月に登場した「1.0エコブースト スポーツアピアランス」で、グリルが少し変わった限定90台のモデル。
デザインよし、エンジンよし、インテリアよし、走ってよし、海外では定評のある人気車種なのに、日本ではなかなかそれが伝わりづらいみたい…
フォードは今年いっぱいで日本から撤退します。
今年1月にそのニュースが発表されてから、予定されていたフォード・ジャパンのイベントはすべてキャンセル。
お世話になっている広報部の方も、7月いっぱいで退社されるとのこと。
広報車も徐々に減り、現在は「フィエスタ」「クーガ」「エクスプローラー」を残すのみ。
なんとも言えず寂しい気持ちでいっぱいです。
「マスタング」とかも、もう少し乗りたかったなあ…
(吉田 由美)
From Motor Fan’s Year