量産車FFで「ニュル最速タイム」といえば、メガーヌ ルノー・スポール トロフィー(7分54秒36)やホンダ・シビックタイプR(7分50秒63)などがしのぎを削っています。
7分49秒21で現時点で最速を誇るのが3ドア/MTのゴルフGTIの「GTI ClubSport S」。
世界限定400台の「GTI ClubSport S」は残念ながら日本上陸はないそうですが、「GTI ClubSport Track Edition」でも十二分というスペックが与えられています。
ゴルフR譲りのエンジンは、通常時で265ps/350NmとノーマルのGTIから45ps(最大トルクは同値)アップ。キックダウンで約10秒間作動するブースト時は290ps/380Nmで、時間制限があるとはいえ、280ps/380NmのゴルフRを超えます。
なお、車両重量はゴルフRが1500kg、「GTI ClubSport Track Edition」は1430kgと、成人男性1人分くらい軽いですから、加速競争したら後者の方が勝つはず。