続いては70型スープラです。さすがに登場から30年も経っているモデルなので、中古車は27台とかなり少ないです。しかも1988年に行われたマイナーチェンジ後のモデルがほとんどで、当時大人気だった限定車のターボAは流通していません。
流通しているグレードは2.0GT系が10台、3.0GT系が5台、2.5GT系が12台で2Lと2.5Lにはわずかながらエアロトップ車もあります。
平均相場ですが、この1カ月で87万円から96万円へと上昇しています。それに伴い中古車の平均走行距離も減少しているので、走行距離の少ない中古車がこのタイミングで流通したと考えられます。
年式ごとに見てみると、ほとんどの年式が横這いや値落ちにもかかわらず、80型スープラと同様に1990年〜1993年までの最終型だけが値上がりしています。
とはいえ、すでに流通台数が少なくなっているので、この値上がりに持続性はないと思いますが、購入を考えている人は早めのアクションをオススメします。
(萩原文博)