2015年度の同社の海外生産比率は約84%。
北米での生産台数は191.9万台(前期比+6.0%)、欧州は11.5万台(同+0.1%)、アジアが176.7万台(+17.2%)、うち中国が105.7万台(+26.3%)、その他が17万台(+13.7%)となっており、特に中国での生産台数増が顕著になっています。
これは3月についても+47.1%増と同傾向。
一方、2015年度の国内販売台数は70.3万台(前期比-10.7%)で2期連続減。
登録車の販売台数は38.3万台(前期比-5.8%)、軽自動車については軽自動車税の増税の影響で32万台(同-16.0%)と販売減が続いています。
ちなみに登録車の内訳では「フィット」が11.2万台、「VEZEL」が6.9万台、軽自動車では「N-BOX」が17.3万台、「N-WGN」が8.4万台となっています。
このようにホンダの場合、国内市場での販売台数減を北米や中国市場でリカバーしている状況といえそうです。