F1速報25周年記念にふさわしい【F1速報 25th Anniversary 〜F1を変えたテクノロジー〜】が5月2日に発売されました!
【グランプリ史を変えた、傑作マシン達】
F1ジャーナリストの津川哲夫氏が、F1の歴史のなかで“ 革命 ” をもたらしたマシン7台をチョイス。その先進性、後世に与えた影響を解説します。
7台のマシンのなかで、一番印象に残っているのがルノーR26(2006年)です。私がF1にどっぷりはまったのが2006年。このマシンを見て、F1のウィングってこんなに複雑だったんだ! と衝撃的だったのを今でも鮮明に思い出します。
津川さんは、
「R26はR25(2005年)以上にエアロダイナミックスが追及され、まるで軟体動物かと思えるような過激なカウルをまとっている。しかし、失ったダウンフォースを空力デバイスだけで取り戻すのではなく、その穴埋めをビークルダイナミクス(車両の制御システム)の開発に注進した。その結果、タイヤに優しく、効率のいいフットワークを得たR26は、エアロダイナミクスにばかり注目していたライバルを相手に小気味良く、タイトルをさらっていってのである 」
と解説。F1を見始めた当初は、マシンの形がかっこいい! とかカラーリングがキレイ! など、テクノロジーの事はよく分からず観ていたのですが、今回改めてR26がなぜ速かったかを知る事ができて良かったです(^^