こちらはレクサスのGSのボディに2JZエンジンを搭載し、800馬力以上を発揮する高山選手とドリフト用チューニングパーツD-MAXのカラーリングのS15シルビアに、なんと1000馬力近い2JZエンジンを搭載したD1ならではのモンスターマシンを操る横井選手の対戦です。
大柄で軽量化してあるとはいえ、D1では重量級のGSは、安定感と過激さという矛盾したような角度で300Rからすっ飛んできました。横井選手もそれに食らいついて、若干高山選手優勢でヘアピンを立ち上がりポイントとなる180度ターン。
ここで高山選手、痛恨のスピンアウト!横井選手の勝利!
#1 川畑真人 選手 vs #60 今村陽一 選手
この追走のメインカードである、1000馬力オーバーのFR仕様R35GT-R「GReddy 35RX SPEC-D」のカーナンバー「1」を付ける川畑選手。
その相手は、ベース車は、世界に500台しかないジャパニーズ・スーパーカー「レクサスLFA」にトヨタがアメリカ・NASCARマシン用に用意したV8レーシングエンジンを載せたトンデモD1専用マシンを駆るのは、ベテラン・今村選手!
2台とも元がスゴいだけに、そんなクルマが200km/hスピードで横を向いてしまうというD1でしか見られない光景に、観戦しているファンは釘付けになっていました。
流石はチャンピオン経験もある2人のツインドリフトは、撮影を忘れてしまいそうになるほどのキレイかつ大迫力の追走バトルでした。
勝敗は、共に大きなミスはなかったものの川畑選手の角度とケムリが今村選手のそれを上回り現チャンピオンの実力を見せつけました。