カングーは、そうした既存のルノーファンやマニアだけでなく、アウトドアやオーナーが集結する「カングー・ジャンボリー」に代表されるフェスなどの相棒として「オシャレ」として捉えているオーナーも多いはずで、新規客をルノーディーラーに呼び寄せた、アイコン的な存在にも映ります。
このたび、ルノーのモブージュ工場で生産されているカングーが100万台目を送り出しました。しかも日本向けとのこと。初代カングーは1998 年に製造を開始し、 2007 年にモデルチェンジを受けて現行の2代目となっています。
現在カングーは、乗用と商用モデルが生産されていて、商用には3つのボディサイズ(カングーコンパクト、カングーエクスプレス、カングーマキシ)が用意されているほか、電気自動車の「カングーZ.E」がラインアップされています。
なお、2015 年の生産割合は、商用が64%、乗用モデルが36%。全体の90%がディーゼルエンジン、7%がガソリンエンジン、そして3%が電気モーターのカングーZ.Eとなっています。
今年も5月17日に「カングー・ジャンボリー」が開催されるそうですが、根強いファンはますます増えるではないでしょうか。
(塚田勝弘)