トラベルケースメーカーの老舗「グローブ・トロッター」 がオーダーしたレンジローバーとは?

グローブ・トロッターのビスポーク仕様の「レンジローバー」は、最高出力380psを発揮する、3.0L V6スーパーチャージャーを搭載した「RANGE ROVER LONG WHEELBASE VOGUE」がベース。

ジャガー・ランドローバーの「スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)」が設計・開発を担当しました。

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エクステリアカラーには、グローブ・トロッター特別色ボスポラスが採用され、インテリアカラーはエボニー/アイボリーが組み合わされています。

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また、テールゲートやヘッドレスト、アームレスト、ディスプレイパネル、イルミネーテッド・トレッドプレートなど、内・外装の各所にグローブ・トロッターのシンボルマークである「ノース・スター(北極星)」のロゴを配置。

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同モデルをオーダーしたグローブ・トロッター アジア・パシフィックの代表取締役の田窪寿保氏は

「グローブ・トロッターは、19世紀から変わらぬ手法でいまもハンドメイドされています。そのグローブ・トロッターが提唱する、南極探検のキャプテン・スコットなど歴代の冒険家のために生まれた『ラグジュアリー・アドベンチャー』の世界観は、まさにランドローバーのブランド精神である『Above and Beyond』と合致します。そのことから、レンジローバーをベースとした特別仕様のビスポークカーをオーダーしました」

と狙いを語っています。

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このレンジローバーは、3月31日に東京・銀座数寄屋橋の東急プラザ銀座1Fにオープンしたグローブ・トロッターとして日本初の路面旗艦店となる「GLOBE-TROTTER GINZA」に用意される、メンバーしか入ることのできない特別な空間「THE CLUBHOUSE(ザ・クラブハウス)」のゲストを対象とした、銀座店から羽田、成田空港へ送迎するショーファー・カー・サービスに利用されるそうです。

まさにセレブの香りがするショーファー。残念ながら自分には縁がなさそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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