アルト・ワークス(5MT)の動力性能、加速フィールはどうか?

アルト・ワークスとアルト・ターボRSのエンジン主要諸元を見ると、同じ改良型R06A型ターボで、VVT(可変バルブタイミング機構)が吸気側に装備され、圧縮比は9.1と同一。最高出力は自主規制値いっぱいの64ps/6000rpm、最大トルクはターボRSの98Nm/3000rpmから100Nm/3000rpmと2Nm(0.2kg-m)引き上げられています。

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最大トルクの増強は、冷却性能の向上が寄与しているそうで、冷却水制御温度を88℃から82℃に下げることで燃焼室温度の低減を図り、充填効率向上とノッキングを回避しているそうです。

なお、フロントバンパーの右側に、ワークス専用の外気口が追加されていますが、エンジンルームに外気を入れることで冷却効果を向上させるもの。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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