ドゥカティといえば、レースやマニアックなロードスポーツを作っていることで知られるイタリアのバイクメーカーです。
このメーカーは昔から前傾姿勢の激しいロードスポーツが中心。モンスターというモデルが出た時なんて、あのドゥカティからアップハンのバイクが登場する、なんて騒がれたくらいです。
今じゃツアラーやネイキッドモデルなどもちょっとはラインナップされていますが、基本的にはオンロードのスポーツバイクまっしぐらなメーカーで少なくてもオフロードの泥臭いイメージはありませんでした。
ところが今回登場したムルティストラーダ1200エンデューロは、本気でオフを走ることを想定してます。これがホントにすごい。
実はムルティストラーダってモデル自体はこれまでもドゥカティのラインナップにあって、オフロードも含めた色々な道を走ることができるスポーツバイクっていう触れ込みだったんですが、結局ドゥカティ買ってオフロード走ろうなんて考える人、ほとんどいませんでした。
それじゃダメだ。ムルティストラーダがもったいない、ってドゥカティの人達が考えたのかどうかわかりませんが。今回のモデルはデザインもマシンの性格も思いきってオフに振ってきたわけです。