2016年2月の新車販売。工場が止まってもトヨタが他を寄せつけず

2016年2月の新車乗用車販売台数(月別ランキング・軽自動車、海外ブランドを除く)が、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)より発表されました。

登録車全体としては前年同月比で95.4%、乗用小型車(5ナンバー)に限れば前年同月比86.4%となっていますが、これはトヨタが一週間の工場停止を行なった影響もあると考えられます。

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そのトヨタですが、新型プリウスのセールスランキングトップの座は譲りません。2位も同社のアクアとなっていて、失策があってもライバルがトップを奪えないほど商品力・販売力ともに国内では圧倒している状況が鮮明になってきました。

なお、メーカー別の前年同月比では、ホンダ(107.0%)と日産(102.8%)が前年同月比を超えているのに対して、スバル(91.4%)とマツダ(88.9%)が勢いを失っているように見えます。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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