「DS 3 PERFORMANCE」と「DS 3 Cabrio PERFORMANCE」を初公開【ジュネーブモーターショー16】

Bセグメントのコンパクトなボディサイズに、208ps/300Nmというスペックは十分な速さを想像させますが、CO2排出量は125g/kmで高い環境性能(燃費)も両立。

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新モデルは1.6Lの「THP S&S」エンジンを搭載し、特別仕様となる6速マニュアル式ギヤボックス(MCM)と、スリップ制御機能のあるトルセンディファレンシャルが採用され、抜群のドライビングとロードホールディングを実現しているそうですから、小粋でしかも速いコンパクトカーとして貴重な存在になりそう。

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さらに、シャーシとブレーキシステムに特別なセッティングも施されていて、「DS 3 PERFORMANCE」は従来モデルと比べて車体が15mm低く、オーバーハングは通常よりも長く(フロント26mm、リヤ14mm)なっているのも特徴。また、ブレーキディスクはフロントが323mm(特別仕様のキャリパー)、リヤは249mmとなっています。

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ほかにもデュアル・テールパイプ、ワイドなウィング、ブラックダイヤモンド18合金使用のタイヤホイール、「DS PERFORMANCE」のカラーリングに見られる、光沢のあるブラックのフロント・ブレーキキャリパーなどでスポーティなスタイリングに仕上げられています。内装もスポーティで、バケットシートや計器類、そしてダッシュボードにも「DS PERFORMANCE」の特徴を表現。

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ボディカラーでは、ハッチバックでは6種類(ボディとルーフカラーの組み合わせ)で、「DS 3 PERFORMANCE Cabrio」では4種類の組み合わせを用意。

さらにスポーティな「Black Special」も設定されていて、洗練されたデザインがアップグレードされ、カーボン製の側面デザインと光沢のあるゴールドのルーフ(ハッチバック)をもつブラックのボディが特徴。インテリアは、光沢のあるゴールドのダッシュボードやシフトレバーなどにより質感の向上が図られています。

なお、「DS 3 PERFORMANCE」と「DS 3 Cabrio PERFORMANCE」の発売(欧州)は、2016年4月が予定されているそうです。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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