Bセグメントのコンパクトなボディサイズに、208ps/300Nmというスペックは十分な速さを想像させますが、CO2排出量は125g/kmで高い環境性能(燃費)も両立。
新モデルは1.6Lの「THP S&S」エンジンを搭載し、特別仕様となる6速マニュアル式ギヤボックス(MCM)と、スリップ制御機能のあるトルセンディファレンシャルが採用され、抜群のドライビングとロードホールディングを実現しているそうですから、小粋でしかも速いコンパクトカーとして貴重な存在になりそう。
さらに、シャーシとブレーキシステムに特別なセッティングも施されていて、「DS 3 PERFORMANCE」は従来モデルと比べて車体が15mm低く、オーバーハングは通常よりも長く(フロント26mm、リヤ14mm)なっているのも特徴。また、ブレーキディスクはフロントが323mm(特別仕様のキャリパー)、リヤは249mmとなっています。
ほかにもデュアル・テールパイプ、ワイドなウィング、ブラックダイヤモンド18合金使用のタイヤホイール、「DS PERFORMANCE」のカラーリングに見られる、光沢のあるブラックのフロント・ブレーキキャリパーなどでスポーティなスタイリングに仕上げられています。内装もスポーティで、バケットシートや計器類、そしてダッシュボードにも「DS PERFORMANCE」の特徴を表現。
ボディカラーでは、ハッチバックでは6種類(ボディとルーフカラーの組み合わせ)で、「DS 3 PERFORMANCE Cabrio」では4種類の組み合わせを用意。
さらにスポーティな「Black Special」も設定されていて、洗練されたデザインがアップグレードされ、カーボン製の側面デザインと光沢のあるゴールドのルーフ(ハッチバック)をもつブラックのボディが特徴。インテリアは、光沢のあるゴールドのダッシュボードやシフトレバーなどにより質感の向上が図られています。
なお、「DS 3 PERFORMANCE」と「DS 3 Cabrio PERFORMANCE」の発売(欧州)は、2016年4月が予定されているそうです。
(塚田勝弘)
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