3月1日からコンパスに追加される4WDの「ジープ・コンパス・スポーツ4×4」は、コンパス初の4WDではありませんが、ジープの中で最も廉価な4WDモデル(電子制御式4WD)という位置づけ。
気になる価格は329万4000円で、エンジンは2.4Lの直列4気筒DOHCを搭載し、6ATと組み合わされています。なお、FFモデルの「ジープ・コンパス・スポーツ4×2」は307万8000円という設定です。
170ps/6000rpm、220Nm/4500rpmというスペックは、FF仕様の2.0Lの156ps/6300rpm、190Nm/5100rpmよりも14ps/30Nm引き上げられています。車両重量はFFよりも100kg重くなっています。
FFモデルを何度か走らせた経験からすると、あくまで推測ではありますが、2人乗車くらいならパワー的には不足を感じさせず、意外とキビキビと走るではないでしょうか。
ジープのコンパクトSUVといえば、若者に似合いそうなファッショナブルなレネゲードに注目が集まっていますが、より幅広い世代に訴求できそうなコンパスも見逃せません。
(塚田勝弘)