トヨタ、2017年米国販売を過去最高の264万台で計画か?

トヨタの米国販売は2011年の164万台を底にその後毎年販売を伸ばしており、今年は252万台、そして2017年は今年秋頃の発売が予想される新型プリウス派生の小型SUV「C-HR」などで販売台数が膨らみ、264万台に達する見込み。

TOYOTA_RAV4_Hybrid

昨年は主力車のカムリ(43万台)やカローラ(36万台)に加えて、SUVのRAV4(32万台)や、ガソリン安を背景にピックアップ・トラックのタコマ(18万台)、タンドラ(12万台)などの大型モデルの販売が伸びている状況。

TOYOTA_TACOMA

米国トヨタは本年も引き続き、大型モデルや新型プリウスなどのハイブリッド車の販売に力を入れていく考えのようです。

国内や新興国市場の販売が足踏みするなか、米国市場は今後もグローバル販売を牽引する存在になるとみられます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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