注目はレヴォーグのパワートレーンはもちろん、電動パーキングブレーキも完全に移植しているところ。
これによりインプレッサでは実現不能なアイサイトの停止保持機能も作動します。もちろんアクティブレーンキープや赤信号認識警告といったVer.3ならではの機能もすべて作動するそうです。
注目のエクステリアですが、一見インプレッサSPORTにレヴォーグのフロントマスクがポンづけのように見えますが、実際はフェンダー部分が大きく異なり、プレスラインの位置の違いなどもあるため、レヴォーグとインプレッサのフェンダーを組み合わせた完全ワンオフフェンダーとなっています。
フロントフェンダーにあえてWRX用を使用しなかったのは、スタイル上の前後バランスを重視したため。たしかに迫力のあるフロントフェンダーは魅力ですが、リヤの張り出しの少ないスマートなスタイルを重視するなら、この組み合わせがベストといえるでしょう。
昨年紹介したマニュアル仕様のレヴォーグにくらべ、製作にはさまざまな障害があったという「レヴォプレッサ」。
それでも製作開始からわずか2か月弱で完成させてしまうのは、さすが究極流用チューンの匠・オートプロデュースA3ならではといえるのではないでしょうか。
ちなみに、製作にあたり期間の大半を費やしたのは板金によるフロントフェンダーの製作で、エンジンやトランスミッション、インテリアに関する部分はマニュアルレヴォーグとさほど変わらない期間で完成できるそうです。
スバルを知り尽くしたA3ならではの完成度を見せつける「LEVOPREZZA A-Line Tuned by A3」。是非オートプロデュースA3ブースでその実車をみることをオススメします!
場所は西ホール1の1番西側、2列目となっています。昨年マニュアルレヴォーグを見逃した方は、同時に2台のモデルを見ることができます。
マニュアルレヴォーグの方も昨年から進化を遂げ、なんと2015年モデル、いわゆるB型から採用されているアドバンスドセーフティパッケージの機能のひとつであるサイドビューモニターを新たに移植。A型でも装備できるという提案もおこなっています。
オートサロン会場へ足を運べない方は、大阪オートメッセでもレヴォプレッサの出展を予定しているとのこと。関西の方も実車を見られるチャンスがありますよ!
(井元 貴幸)
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