VWグループジャパン社長が年始に語った「暗い話題と明るいニュース」とは?

ディーゼルゲート問題については、日本国内に並行輸入された36台のディーゼル車について、VGJが責任をもって対応し、ドイツ本国では2016年第一四半期の2Lディーゼルエンジンを皮切りに第2四半期に1.2Lディーゼル、そして第3四半期に1.6Lディーゼルエンジンのソフトのアップデートを行っていくと述べました。

そして今回のディーゼルゲートを原因追及のため、450人体制で調査を行いつつ、これまで一人または数人の密室で行っていた作業を、透明性を高めるためミュラー新CEO自ら扉を開けて、オープンに進めていくことを決定しました

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そして、ブランドのキャッチフレーズをこれまでの“Das Auto”からVolkswagenに変更することも発表。

「フォルクス(人々の)ワーゲン(ワーゲン)」としてユーザー目線でのサービスを実践していくことを決定しました、

VGJはPeople Firstプロジェクトを立ち上げて、ユーザーの意見を反映し、VWを身近なブランドとして体感してもらうためのイベントを展開していく予定とのこと。

日本には違法プログラムのディーゼル車は導入されていませんでしたが、高品質や信頼性の高いブランドとして支持されてきたVWがどのようにしてブランドのイメージ回復に取り組んでいくのか注目していきましょう。

そして参戦以来3年連続チャンピオンに輝いたWRCは4年連続を目指して2016年も参戦するという明るいニュースもありました。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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