全国軽自動車協会連合会による軽四輪車通称名別新車販売台数の2015年12月速報がでています。間もなく実感することになるはずの軽自動車税増税によってシュリンクしている軽自動車マーケット、そのトレンドに大きな動きがありました。
同月、大幅なマイナーチェンジを実施したダイハツ・タントが、2014年10月以来のトップに立ったのです。
2015年12月 軽四輪車通称名別新車販売ランキング(全軽自協調べ・速報)
1位 ダイハツ タント 13,374台
2位 ホンダ N-BOX 11,899台
3位 日産 デイズ 8,778台
4位 ダイハツ キャスト 7,289台
5位 スズキ ワゴンR 7,081台
6位 スズキ アルト 7,066台
7位 ダイハツ ムーヴ 6,905台
8位 ホンダ N-WGN 6,473台
9位 スズキ ハスラー 6,091台
10位 ダイハツ ミラ 6,090台
前月と同じ順位にいるのは、デイズ、キャスト、アルトの3車種だけという動きのあるランキング。1位が変わっても、スーパーハイトワゴンが主流というトレンドはそのままですが、2016年3月に向けて、大きなムーブメントが起きることを予感させるランキングといえそうです。
(山本晋也)