レクサス「GS F」は1100万円という価格でも1カ月で目標の19倍、約380台受注

レクサスGSは、メルセデス・ベンツEクラスやBMW5シリーズ、アウディA6といったプレミアム御三家が大きく立ちはだかっていて、GS Fの投入によりブランドやスポーティなイメージを高めたいところですが、一朝一夕にはいかないかもしれません。

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さて、レクサスGS Fの主な好評点は、

  • エンジン回転の滑らかさとレスポンスの良さを進化させたV8・5.0Lエンジンとダイレクトな加速を味わえるトランスミッション8-Speed SPDS(8-Speed Sport Direct Shift)の組み合わせ、および原音と調整音でサウンドメイキングを行うアクティブサウンドコントロールASC(Active Sound Control)による「サウンド」、「レスポンス」、「伸び感」を追求したパワートレーン
  • レーザースクリューウェルディングなどの先進技術で強化したボディ剛性や、TVD(Torque Vectoring Differential)、スポーツモード付VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)、および上下加速度センサー付ABSなどによる優れた走行性能
  • 究極の機能美を追究したエクステリアと、機能性と上質感が融合したインテリア
  • 先進の予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の設定による高い安全性能

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こうみると、デザインや質感、安全性への評価もありますが、やはり高級セダンらしく走りへの評価が高いよう。GS Fの絶え間のない熟成と深化で、日本が誇る高級スポーツセダンに育てて欲しいものです。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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